オタク評論家として「天才たけしの元気が出るテレビ!」や「とんねるずの生でダラダラいかせて!」など人気番組に出演していた「宅八郎」(たくはちろう)さん。
当時ではまだ少数派の「オタク」でした。
宅八郎さんはストレートな長髪にメガネ姿で「オタク」っぷりを発揮!
世間からは気持ち悪いと言われていました。
オタク評論家の宅八郎(たくはちろう)の本名は?結婚していた?妻や子供は?最近の仕事は何してた?
「元祖オタク」と言ってもいい存在である宅八郎さんが亡くなっていたことが明らかになりました。
私たちはオタクとしての宅八郎さんの印象しかありませんが、結婚などプライベートはどのように過ごされていたのでしょうか?
宅八郎さんが亡くなっていた?死因は?
2020年12月4日、「おたく評論家やコラムニストとして幅広く活動した宅八郎さん(本名・矢野守啓)が、都内の病院で脳出血のため死去していたことがわかりました。
57歳でした。
親族が明らかにしたことでした。
亡くなったのは、8月11日だったそうです。
57歳という若さで亡くなってしまい、非常に残念です。
同じ57歳の芸能人といえば、ダウンタウンの松本人志さんと浜田雅功さん、俳優の唐沢寿明さん、女優の片桐はいりさんなど、まだまだ活躍されている人ばかりです。
親族のお話では、5月に都内の自宅で倒れ、病院に搬送されたそうです。
小脳からの出血が原因で、意識はあったそうです。
別の病院に転院後、意識不明の状態が続き、8月11日の深夜に亡くなったということでした。
宅八郎の本名は?結婚は?奥さんや家族は?
宅八郎さんのプロフィール
本名・・・矢野守啓(やの もりひろ)
生年月日・・・1962年8月19日
年齢・・・57歳
出身地・・・静岡県浜松市
学歴・・・浜松南高校卒業 法政大学社会学部卒業
大学卒業後、テレビ広告宣伝の制作会社に就職。
対人関係の問題で退職後、フリーライターとなったそうです。
そして、宅八郎として『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』や『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』などのテレビ番組に出演していました。
ストレートの長髪にメガネ姿、オタクグッズが入った紙袋に、森高千里のフィギュアを持ったりして、”オタク”のイメージを定着させました。
本業のフリーライターとしての執筆活動や、テレビ番組のコメンテーターは「普通に真面目」にこなしていたように思います。
ちなみに、芸名の「宅八郎」はアニメ「エイトマン」の主人公「東八郎」からとられたそうです。
宅八郎さんの葬儀・告別式は近親者で行われました。
コロナ禍ということもあり、身内だけの葬儀となったようです。
ウィキペディアでは未婚となっていました。
ネットでは奥さんがいたという噂もあるようでした。
本当のところは明らかになっていません。
ご兄弟は弟さんがいらっしゃるそうです。
画像などはありませんので、弟さんが宅さんに似ているのかはわかりません。
宅八郎さん、最近の仕事は何をしていた?
最近では、宅八郎さんの姿は見なくなっていましたが何をされていたのでしょうか。
2000年代からは「ハチロック」というロックバンドで精力的に活動されていました。
「オタクがロック?」という感じがしますが、「カッコいい」と評判は良かったそうです。
2004年3月からは歌舞伎町のホストクラブ「club G」でホストに転身していました。
2006年4月、明日のスターを応援する「ピュアライム」の学院長に就任していました。
2006年6月「うにプロジェクト」のアドバタイジング・ディレクターとして活動していました。
アキバ系撮影会や催しに携わったり、宅八郎プロデュース「COS de Live コスドライブ等身大(vol.1)」を開催しました。
また2007年4月には渋谷区長選挙に立候補し、落選しました。
「オタク」としての活動から驚くような職種まで、意外に活発に活動されていたのですね。
スポーツ報知の報道では、
「音楽に詳しい宅さんは最近では、2017年に亡くなった作曲家・中西俊夫さんの作品について論評したり、追悼イベントに参加していた。インターネットが急速に広がる中、「情報がタダで手に入る時代になり、昔と違って、活字の本が売れなくなった」などと嘆いていたという。」
ネットでも、宅八郎さんがYoutubeなどSNSをしていたら、また再加熱していたかもしれない、という意見がありました。
新しいことにもチャレンジしていた宅さんですから、可能性はありましたよね。
いまや市民権を得た「オタク」の先駆者「宅八郎さん」はや過ぎる死が悔やまれます。
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