2019年の箱根駅伝で力強い走りを見せて見事に総合優勝を達成した東海大学。
2020年も優勝するのではないかと期待が高まっています。
ここでは、箱根駅伝2020の優勝校として東海大学が出てくると予想するとともに注目の選手についても触れてみたいと思います。
また、ほかの出場大学で注目の大学についても触れていきたいと思います。
箱根駅伝2020の優勝校の予想!東海大学編
箱根駅伝2020で優勝するのではないかと予想するのは東海大学です。
まず選手層の厚さが他大学を圧倒していることが理由に挙げられるでしょう。
前回の2019大会の優勝メンバーがほとんど残っていることにくわえて、全日本ではエース格とされる鬼塚選手。
さらには、阪口選手、館沢選手たちを欠きながら優勝を果たしたのでした。
塩沢選手や名取選手たち三年生の成長が目覚ましく、層の底上げにつながっています。
箱根で重要区間となってくる山登りや山下りにおいても、前回区間上位でまとめたスペシャリストが残っています。
これも大きなアドバンテージになり得るのではないでしょうか。
黄金世代が最終学年を迎え、箱根に照準を合わせてくると考えられますね。
往路及び復路だけではなく総合優勝して、なおかつ新記録樹立も期待できるのではないでしょうか。
箱根駅伝2020!注目の大学と選手!
東海大学の他に上位に上がってくる大学はどこになるのでしょうか。予想してみたいと思います。
駒澤大学、青山学院大学、東洋大学、國學院大學、東京国際大学、帝京大学、早稲田大学、中央学院大学、明治大学あたりが上がってくるでしょう。
東海大学、駒沢大学、青山学院大学、東洋大学、国学院大学は5強と呼ばれています。
5強とされるだけあって、総合力、山、エースともに戦力が充実しています。
無難にシード入りをすると考えられます。
東京国際大学は、近年まれにみる混戦の予選会を堂々の1位通過を果たしています。
総合力では5強にも引けを取らない結果ですし実力を備えているといえるでしょう。
全日本で番狂わせを演じたように箱根でも5強崩しを果たす可能性は大いにあります。
帝京大学はとびぬけた存在はいないが個々の総合力は高いです。
ミスのない走りをしてくるため、シード入りは濃厚と考えられますね。
早稲田大学は予選会こそ苦戦したものの、全日本では常に上位でレースを進めていました。
箱根でもそのような走りが十分期待できるのではないでしょうか。
中央学院は例年設定タイム通りの走りでシード獲得を果たしているチームで区間中盤順位で常にまとめる走りが期待できるでしょう。
明治大学は、主力を欠きつつも予選会を無難に通過しています。
エースの阿部が戻ってくれば非常に楽しみなレースになるのではないかと思います。
筑波大学、東京国際大学、青山学院大学、駒澤大学、早稲田大学がベストファイブに上がってくる可能性はありますね。
予選会でサプライズをもたらした筑波大学。数々の名門校を押しのけて箱根にやってきた筑波大学の走りに注目したいですね。
東京国際大学は全日本で大きな衝撃を残したチームであり、予選会をトップ通過し、箱根も制した日体大を彷彿とさせますよね。
箱根駅伝を楽しむという観点からだと、箱根での番狂わせに期待したい気持ちもありますね。
青山学院大学は今年のレースでは、まだ優勝していないものの、箱根に合わせてくる原監督の采配は毎年定評がありますね。
フレッシュグリーンの箱根奪取なるか注目したいですね。
駒澤大学はOBの中村匠吾がMGC優勝、東京五輪マラソン代表に選ばれました。
選手たちの士気も非常に高まり、盛り上がっていますね。
大八木監督の采配と「男だろ!」のゲキにも注目が集まります。
早稲田大学は前回箱根でのシード落ち、予選会ではぎりぎりの通過と大きな試練に直面した1年でした。
しかし、全日本での走り、個々の選手のポテンシャルの高さは5強に並ぶものを持っています。
箱根では名門校復活の狼煙(のろし)を上げてほしいものですね。
注目の選手はどうでしょうか?
相澤晃、田澤廉、吉田圭太、伊藤達彦、名取燎太。
東洋大学のエース相澤は前回箱根、全日本で区間記録を大幅に更新する驚異的な走りを見せました。
箱根では2区の日本人最高記録更新など、異次元の区間記録をたたき出す予感がしてなりません。
駒澤のルーキー田澤はルーキー離れした他校のエース顔負けの走りを出雲、全日本両方で披露しており、その実力は本物ですね。
大迫傑がルーキーイヤーに残したような鮮烈な箱根デビューを期待しましたね。
青山学院大学のエース吉田は去年のレースでは走った駅伝すべてで区間賞を獲得した駅伝男です。
他校のエースとどのような戦いをするのか楽しみですよね。
東京国際大学の日本人エース伊藤はユニバーシアードで銅メダルを獲得しました。
学生ランナートップレベルの選手。
全日本で見せた推進力のある走りに注目ですね。
東海の名取は全日本が初3大駅伝にもかかわらず、東海大記録で走っています。
高いポテンシャルを箱根でも見せてくれると期待したいですね。
箱根駅伝を見い現地に行くなら、どこで見るのが良いでしょうか?
やはり、2区の名所権太坂だと考えられますね。
「花の2区」と呼ばれ、各校のエースがしのぎを削る区間の最大の難所がこの権太坂です。
例年この坂の前後で激しい順位変動が起きますよね。
留学生のごぼう抜きや区間記録への挑戦。
エースたちの意地のぶつかり合い、各校の監督からの指示やゲキが見られるのもこの場所です。
1区の順位と、2区を走る選手、2区の歴代の記録などを知っておくと何倍もレースを楽しめると思います。
特に5強と呼ばれるチームがどのポジションでレースを進めているのかに注目しながら見たいですね。
箱根駅伝2020を考えた時に、どんなレース展開になるのか考えてみました。
優勝校争いは混とんとしていて、優勝に向けた戦略として各大学の区間配置が非常に重要になってくるのではないでしょうか。
前回もつなぎ区間と思われた4区に、相澤選手、館沢選手という東洋大学、東海大学のエースを投入しました。
これで青山学院の独走に待ったをかけました。
総合力に不安を残す大学は往路に主力を投入します。
先行逃げ切りを図ると考えられるので、1区の重要性は例年にも増して高くなると予想されるのではないでしょうか。
また、箱根の最重要区間とされる山登りの5区では経験者の残る大学、新しい選手が挑戦する大学に分かれますね。
「令和の山の神」が現れるのかという部分も見どころのひとつではないでしょうか。
そして、毎年注目されるシード権争いも目が離せません。
伝統校復活か、シードを守れるか、下剋上か、様々なストーリーが予想されます。
この点に注目して見てみると面白いと思います。
令和初の箱根駅伝にふさわしい大混戦のレースになるのではないかと予想しています。
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